カテゴリー : 政府のエネルギー政策の動向

【緊急アピール】 「調達価格等算定委員会」国会同意人事案に意義あり

   >>>緊急アピール<<<                                                          2011年11月30日
    
                                           「調達価格等算定委員会」国会同意人事案は
                                                異議あり!偏っている!差し替えて!
                             
再生可能エネルギーの普及を促進しようという「再エネ法」。ところが提案されている国会同意人事案では、5人の算定委員会に、再生可能エネルギーの普及を阻んできた「進藤孝生氏」「山内隆弘氏」「山地憲治氏」の3名が入っています。特に進藤氏は法の成立自体に反対した人でもあります。これでは骨抜きもいいところ、成立した意味まで失いかねません。かわりに大島堅一氏(立命館大学教授・国会参考人意見陳述)、植田和弘氏(京都大学教授)、飯田哲也氏(環境エネルギー政策研究所長)を委員に提案します。
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【締め切り迫る!】緊急国際署名:日本政府は原発輸出ではなく、世界の脱原発をリードしてください

※先日、日越首脳会合前に行ったベトナムの原発輸出反対署名とは別の署名で、日本の原発輸出政策全般を問うものです。
■署名フォームは下記から。
http://goo.gl/YkCe0
■要請
私たちは日本政府に以下を要請します。
1. 原発輸出推進政策を即刻止めること
2. 現在ある原発輸出計画を白紙にすること
3. 世界の脱原発の実現のためのリーダーシップを発揮すること
■呼びかけ団体
eシフト
国際環境NGO FoE Japan
「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
インドネシア民主化支援ネットワーク
高木仁三郎市民科学基金
メコン・ウォッチ
原子力資料情報室
グリーン・アクション
■署名の趣旨は下記をご覧ください。
http://www.foejapan.org/energy/news/110831.html
↓↓下記の院内セミナー+政府交渉で提出します。
こちらにもぜひご参加ください↓↓
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【緊急院内セミナー+政府交渉】徹底討論:原発輸出
11月21日(月)14:00~17:00@衆議院第二議員会館
http://www.foejapan.org/energy/news/evt_111121.html
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【声明】 原子力発電コスト過小評価に異議-原発事故損害費用は桁違い!

2011年10月26日
eシフト:脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会

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<声明> 原子力発電コスト過小評価に異議-原発事故損害費用は桁違い!
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内閣府・原子力委員会の「原発・核燃料サイクル技術等検討小委員会」は25日、「福島第一原発事故を踏まえ」原発で重大事故が起きるリスク(事故リスク)をコストに反映させると電力1kWhあたり1.2円上昇するとの試算が示された。

しかしこの試算の前提となる今回の福島原発事故の損害費用見積は5兆5000億円としている。これは事故の損害のうち東京電力による賠償が現在決まっている最低限の額に過ぎず、損害費用が「評価」されているとは言えない。eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)は、以下の理由からこのリスクコスト評価の前提に異議を申し立てる。エネルギー・環境会議はこの「原発発電コスト1.2円増」という結果を「コスト評価」の前提として用いるべきではない。
もしこの結果が用いられる場合、今後の原子力発電に関するコスト評価の議論は著しく歪められるだろう。
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【プレスリリース】鉢呂経済産業大臣に期待!!脱原発市民ネットワークが花束と要望提出

 9月6日、eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)は、鉢呂吉雄氏の経済産業大臣の就任を歓迎し、衆議院第二議員会館を訪問して花束と要望書を手渡しました。
  プレスリリースPDF  要望書PDF   続きを読む

【緊急報告】映像で見る「原子力安全委員会」その実態。

2011/8/11午後から行なわれた原子力安全委員会で、泊3号をめぐるあきれた実態が次々に明らかになりました。以下、映像でご覧下さい。

◇原子力安全委員会で傍聴していた反原発団体などが一斉に反発。班目委員長が一時休会宣言(8/11、FNN動画ニュース)

◇泊原発3号機運転再開を了承 安全委 傍聴者から怒号も(8/11、47news動画)

◇泊原発3号機の本格運転再開を許さない!原子力安全委員会臨時会議(8/11、岩上チャンネル)

◆泊原発再稼働問題~原子力安全委、安全チェックを保安院に丸投げ(8/11、OurPlanet-TV)

【緊急報告】泊3号・原子力安全委員会の二重チェックはまやかしだ!

8/11日の午前中の政府交渉、午後からの原子力安全委員会で、泊3号をめぐるあきれた実態が次々に明らかになりました。ご参加されたみなさま、本当にお疲れ様でした。こんないいかげんな手続きで、泊3号の再開を許してはならないとあらためて感じました。原子力安全委員会の審議はたったの15分。お手軽審議に唖然とした、怒れる傍聴者からの抗議の声で大荒れでした。全国から「こんなチェック体制はまやかしだ」と声を上げて、北海道の泉さん(注:Shut泊)たちを支援しましょう。下記、緊急報告をお送りします。
(文責:満田夏花) 続きを読む

【声明】「原子力損害賠償支援機構法」は公正な賠償スキームを阻害

8月3日、参議院本会議で「原子力損害賠償支援機構法」が賛成:214、反対:21 で
可決されました。
これを受け、脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会(eシフト)、国際環境NGO FoE Japan、グリーン・アクション、ハイロアクション福島原発40年実行委員会、福島老朽原発を考える会(フクロウの会)は、下記の共同声明を発出しました。

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2011年8月3日

共同声明】
「原子力損害賠償支援機構法」は公正な賠償スキームを阻害する
原子力損害賠償法による賠償の「無限責任」を守れ
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私たち市民団体は、本日成立した「原子力損害賠償支援機構法」の内容は、実質的に東京電力の安易な救済をはかるものであり、事故被害者の犠牲の下に依然として現在の原発推進政策・電力供給体制を温存するものとして、強く抗議します。 続きを読む

【プレスリリース】賦課金0.5円/kWh、再エネ4%の伸びで頭打ち

2011年7月27日

賦課金0.5円/kWh、再エネ4%の伸びで頭打ち

eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)

昨日26日、阿部知子議員ら再生エネ法早期成立署名議員による勉強会が開催され、固定価格買取制度に関する省庁ヒアリング及び記者会見が行われた。
7月14日衆議院本会議で海江田経産大臣は、電力多消費産業への配慮からか、「消費電力に対する賦課金の上限を、キロワットアワー当たり0.5円を超えないよう制度を運用」するとの方針を打ち出されている。これでは再生可能エネルギーによる電力の割合は4%しか伸びず、法案の主旨に反する、問題である、としての緊急開催である。 続きを読む

【声明】原子力事故損害賠償の上限設定を許す付則に反対

2011年7月25日

原子力事故損害賠償の上限設定を許す付則のついた
「原子力損害賠償支援機構法案」に反対します

現在、原発事故で生じた損害に対する賠償に限度はありません。ところが、原子力損害賠償支援機構法案の附則として、賠償に上限を設ける改正の約束が、まさに国会を通過しようとしています。賠償額に上限が設けられれば、福島以降の原発事故による被害―死亡、病気、避難、放射能汚染等-に対して、賠償額がカットされてしまいます。事故が再び起きても、電力会社がそれ以上責任を取らない、ということを明確に法で定めることになります。 続きを読む

【エネルギー】電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法 再エネ普及拡大へ、よりよい制度として今国会での成立を!~法案をめぐる10の論点~

2011年7月22日
eシフト市民委員会

※7月25日要請「再生可能エネルギー促進法、賦課金上限枠の撤回を!」 はこちら
http://e-shift.org/?p=967

1.再生可能エネルギーの導入目標を少なくとも202020%以上と打ち出すこと

  • 法案では再生可能エネルギーの導入目標が定められていない。
  • 現在、上程されている「地球温暖化対策基本法案」では法条文に再生可能エネルギーの導入目標が入っているので、これを震災後の情勢をふまえた形で修正し、今国会で成立させることが肝要。
  • なお、エネルギー基本計画では、「2020年までに一次エネルギー供給に占める再生可能エネルギーの割合について10%に達することを目指す」とあるが、震災後にエネルギー基本計画は白紙に戻すとされているので、こちらも震災をふまえて目標を見直していくべき。

 

2.買取(調達)価格と買取(調達)期間は、再生可能エネルギーの種類ごとに、その設置に対して採算がとれるよう設定すること

  • 法案は、調達価格と調達期間は経済産業省令で定め、「第十六条の賦課金の負担が電気の使用者に対して過重なものとならないよう配慮」することが明記されているが(第三条)、賦課金の議論優先ではなく再生可能エネルギーの普及の観点から価格や期間を設定することが必要。
  • 買取(調達)価格は、太陽光発電以外を一律とせず、それぞれのエネルギー源において、地域主導の再生可能エネルギー導入に十分なインセンティブとなる高さで設定する。
  • バイオマス発電は、小規模分散型の発電設備による発電にインセンティブが働くよう、規模ごと、バイオマス資源ごとに買取価格がきめ細かに設定されること。
  • 買取(調達)期間は、できるだけ短期で投資回収できるよう十分に高い買取価格を設定することが前提だが、20年もしくは耐用年数の買い取りを保証し、インセンティブを確保すること。

 

3.電力会社の都合で調達契約や送配電設備への接続が拒否されないよう担保すること

  • 電気事業者が、「電気事業者の利益を不当に害するおそれがある」場合には調達契約を拒否でき(第四条)、「電気事業者による電気の円滑な供給の確保に支障が生ずるおそれがある」場合に総配電設備への接続を拒否できる規定がある(第五条)が、これによって再生可能エネルギー発電設備の増加にともなう電圧変動などの影響回避のために系統容量の制限や出力抑制を課すことのないよう、再生可能エネルギー電気を優先的に接続しなくてはならない。
  • 電気事業者に有利な条件設定によって、再生可能エネルギー普及の阻害要因とならないような担保が必要。

 

4.再生可能エネルギーの発電設備は新規だけではなく既存設備も対象とし、実用化レベルの設備を幅広に対象とすべき。ただし、木質バイオマス発電は、森林伐採やそれに伴うCO2排出が起こらないよう配慮すること。

  • 再生可能エネルギーの発電設備の基準や発電方法については、経済産業省令で定めることとされているが(第六条)、再生可能エネルギー普及の阻害要因とならないような担保が必要。

 

5.「費用負担調整機関」のような第三者機関は時代に逆行。経産省官僚の天下り機関とせず運営費は賦課金に上乗せしないこと

  • 本来は、電力事業者が再生可能エネルギーの電気を「買取」り、その経営において必要な負担を電力料金に上乗せすればよい。費用を管理する第三者機関を設置することにより、天下りの温床、運営コストや追加的行政コストの発生が懸念される。

 

6.消費電力に対する賦課金の上限を0.5/kWhなどと決めるべきではない

  • 海江田大臣は国会での質問に対して消費電力に対する賦課金の上限を0.5円/kWhなどと発言しているが、賦課金に上限を設けることで自然エネルギーの普及に制約をかけることになりかねない。制度導入当初は若干コスト高でも、大幅に普及が進めば導入コストの削減につながり、将来的には賦課金の額も下がることになる。あらかじめ賦課金を設けることは導入の足かせとなる。

 

7.住宅用太陽光発電は、余剰電力ではなく、全量買取とすること。

  • 現行の余剰電力買取制度では、住宅用は余剰電力に限った買取で、海江田大臣は新たな制度でも太陽光発電は住宅用は現状と同じで余剰電力とすると答弁している。しかし、1,000万戸の住宅に太陽光パネルの設置するためには、全量買取制度とすることが肝要である。

 

8.送配電網の整備・強化を同時に行いつつ、いずれは電力会社の独占体制を見直し、発送配電分離を見据えた制度設計が必要

  • 再生可能エネルギーの普及が可能となるような送配電網の整備・強化についての規定がないので、入れるべき
  • 電力会社の地域独占、発送配電分離を含む電力供給システムの見直しは、今後の再生可能エネルギーの大幅普及には不可欠となっている。発送配電分離されれば、電気事業者の定義(第2条)を見直し、送配電事業者が買取(調達)をすることや、特定契約主体になること(第4条)等の対応が必要となる。

 

9.「廃止を含めた」見直しではなく、導入拡大に向けた見直し規定とすること

  • 見直し規定では、「賦課金の負担が電気を大量に使用する者その他の電気の使用者の経済活動等に与える影響、内外の社会経済情勢の変化等を勘案」し、「この法律の施行後平成三十三年三月三十一日までの間にこの法律の廃止を含めた見直しを行う」として、エネルギー多消費産業を考慮した見直しとされているが(附則第六条)、「再生可能エネルギーの導入拡大を進めるための」見直しとするべき。

 

10.経済産業省令に委ねず、市民参加のプロセスを!

  • 本法案は、骨格がすべて経済産業省令で決めることとされており、この制度の命運は経済産業省に任されている。もともと全量固定価格買取制度の同省に否定的であった同省に任せるのではなく、市民参加のもとで公正な判断のもとに法案骨格が定められるべきであり、そのプロセスを国会において担保しておくことが必要。