【アクション】『子どもに「年20ミリシーベルト」』撤回を要求の署名、中間提出報告

本日、首相・官房長官・文部科学大臣・厚生労働大臣およびそれぞれ三役に、連名者名簿を郵送いたしました。海外のものを含め、788団体および34,409人です。(2011年4月26日現在)

以下は、要請文提出カバーレターの内容です。

内閣総理大臣 菅 直人 様
文部科学大臣 髙木 義明 様
厚生労働大臣 細川 律夫 様
原子力安全委員会委員長 班目 春樹 様

2011年4月27日

「子どもに“年20ミリシーベルト”を強要する日本政府の非人道的な決定に抗議し、撤回を要求する緊急声明と要請」の仮提出について

ご承知の通り、4月19日、文部科学省は、学校等の校舎・校庭等の利用判断における放射線量の暫定的目安として、年20ミリシーベルトという基準を、福島県教育委員会や関係機関に通知しました。政府は、これは屋外で3.8マイクロシーベルト/時に相当するとしています。

3.8マイクロシーベルト/時は、労働基準法で18歳未満の作業を禁止している「放射線管理区域」(0.6マイクロシーベルト/時以上)の約6倍に相当する線量です。また、年20ミリシーベルトは、ドイツの原発労働者に適用される最大線量に相当するものです。

私たち、本件に憂慮する私たち市民団体は、議員や多くの国民の皆様に「子どもに“年20ミリシーベルト”を強要する日本政府の非人道的な決定に抗議し、撤回を要求する緊急声明と要請」を呼びかけました。4月25日までに、国内外から、788団体および34,409人の連名を頂きました。この中には9名の議員のお名前も含まれています。25日時点の連名者とともに、ここに、仮提出をさせて頂きます。なお、現在も署名活動は続いております。

現在、5月2日に、文部科学省、原子力安全委員会および厚生労働省との交渉設定を進めております。そこで、それまでに集まった連名者名簿とあわせて、本要請の提出を行いたいと考えております。その際には、ご出席を頂けますよう、何卒ご検討をよろしくお願い申し上げます。

グリーン・アクション、グリーンピース・ジャパン、原子力資料情報室、
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)、
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)、国際環境NGO FoE Japan

(連絡先)
国際環境NGO FoE Japan
〒171-0014 東京都豊島区池袋3-30-8
みらい館大明1F
Tel: 03-6907-7217 Fax. fax: 03-6907-7219
(担当:満田、渡辺)

連名参加した国会議員(4月26日現在)

阿部 知子 衆議院議員
石田三示 衆議院議員
大島九州男 参議院議員
服部 良一  衆議院議員
福島 みずほ 参議院議員
川田 龍平 参議院議員
平山誠 参議院議員
森山浩行 衆議院議員
山崎 誠 衆議院議員