【都知事選】候補者に原発・エネルギー政策を聞きました

今回の都知事選挙では、脱原発についての姿勢が大きな争点のひとつとなっています。

東京都は東京電力の大株主であり、東京都のために発電していた福島第一原発事故を起こしました。東京都には、一定の事故の責任、損害賠償、事故収束などの責任があると考えます。

また、東京都は大株主として、東京電力株主総会などで経営に対する意見を述べたり、役員の派遣など、東京電力やエネルギー政策への積極的な関与が可能だと考えます。

eシフトは1月20日時点にて、立候補予定者の4氏あてに、原発・エネルギー政策について聞くアンケートを送付し、回答をいただきました。各氏のウェブサイトとあわせ、参考にしていただければ幸いです。

送付対象者(回答順):

●宇都宮健児氏:回答あり(下記)
http://utsunomiyakenji.com/

●細川護煕氏:回答あり(下記)
http://tokyo-tonosama.com/

●舛添要一氏:多忙のため回答が難しいとのFAXあり
http://www.masuzoe.gr.jp/

●田母神俊雄氏:回答なし
http://www.tamogami-toshio.jp/

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「東京都知事選挙候補者アンケート」

原子力発電について最もお考えに近い番号に〇をつけ、その理由についてもお書きください。

【1.原発に関する基本的な認識は】
(1)原発を維持する。
(2)原発の数は減らすが、維持はする。
(3)ある程度の時間をかけて原発ゼロにする。
この場合、何年ごろまでにゼロにするかお答えください。 ____年ごろ
(4)原発の再稼働は行わず、即時原発をゼロにする。
(5)その他

●宇都宮氏(4)
理由:原発は人類と共存できないエネルギー源であり、新エネへの転換を明確にすべき。
●細川氏(4)
理由:すでに原発ゼロの状態であり、再稼働を止める。政治決断をすれば原発に依らない成長の道が拓ける。

【2.柏崎刈羽原発の再稼働について】
(1)再稼働に賛成する。
(2)やむを得ないため、再稼動を認める。
(3)再稼働には反対する。
(4)その他

●宇都宮氏(3)
理由:すべての原発再稼働に反対ですが、特に地震・事故で被害を受けた同原発を福島事故の収束もできない東電が言うことは論外。
●細川氏(3)
理由:電力不足は生じておらず、安全対策にも大きな疑問がある。

【3.東電の経営体制に関して】
(1)本年1月の新事業計画に基づき、東電を存続させる。
(2)東電は発電、送電、配電・小売部門に分割し、送電部門は国有化する。
(3)原発事故の責任は重く、損害賠償の仕組み・今後の電気事業を整えた上で、東電は会社更生法を申請させ、破たん処理する。
(4)その他

●宇都宮氏(3)
理由:これほど重大な事故を発生させた責任を明確にすべき。
●細川氏(4)
理由:東京エネルギー戦略会議(仮称)を創設し、詳細を検討する。

【4.東京都のエネルギー政策について】
(1)東京は政治経済の中心であり、原発も含む電力の安定供給を求める。
(2)原発を止めるため地球温暖化問題を今は重視せず、天然ガスや石炭などを重視する。
(3)脱原発も地球温暖化問題も重視し再生可能エネルギーの普及を急ぐ。
(4)その他

●宇都宮氏(3)
理由:再生可能エネの普及は世界的潮流であり、CO2削減も同時に進められることはヨーロッパなどで実現している。
●細川氏(3)
理由:東京が先頭に立って、省エネルギーと再生エネルギーの普及拡大をはかることで、日本の原発ゼロの成長戦略をリードする。

【5.原発被害者支援について】

A:原発事故子ども・被災者支援法について
(1)国策であるため、国の実施にまかせる
(2)国に実施強化を求める一方、東京都として健診・住宅・就業などの面について支援を行う
(3)その他

●宇都宮氏(2)
理由:電力の最大消費地である東京都は、子どもたちの健康のためにできるすべての手だてをとるべきです。
●細川氏(3)
理由:就任後、前向きに検討する。

B:東京都への避難者向けのみなし仮設住宅の期限について
(1)政府の方針どおり2015年3月までで打ち切る
(2)東京都独自に、さらなる延長を実施するため、福島県および国と積極的に協議する
(3)その他

●宇都宮氏(2)
理由:上と同じ理由です。避難者の方々の要望と声に耳を傾けて政策化します。
●細川氏(3)
理由:就任後、前向きに検討する。

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問合せ:脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会(eシフト)事務局
〒171-0014 東京都豊島区池袋3-30-22-203(国際環境NGO FoE Japan気付)
Tel: 03-6907-7217   Fax: 03-6907-7219   Email: info@e-shift.org

『eシフト』(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)とは:
2011年3月11日の福島第一原発事故を契機に、脱原発と自然エネルギーを中心とした
持続可能なエネルギー政策を実現させることを決意した、団体・個人の集まりです。
1 「事故被害の最小化」と「責任所在の明確化」
2 「脱原発と持続可能なエネルギー政策に向けた政策提言づくり」と「その実現」
3 「市民への有益な情報発信」と「社会的ムーブメントの巻き起こし」
の3つの分野で活動を展開しています。
www.e-shift.org

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